老けた印象は目元のたるみから?
目元のたるみは40代や50代頃から気になってくる肌悩みの1つです。目元は人の顔の中で最も印象的なパーツなので、上まぶたや下まぶたがたるんでくると老けた印象を与えてしまいます。
一度できてしまったたるみを改善するのには時間がかかるため、目元のたるみが気になりはじめたら、できるだけ早目に対処するこが大切です。
目の酷使による目の疲れや眼輪筋疲労【たるみの原因その1】
パソコンで一日中仕事をしていたり、スマホを見る時間が長ければ長いほど、目に負担がかかり目が疲れます。パソコンやスマホに集中している時は、まばたきをほとんどしていないことが多く、目を開閉するための筋肉である眼輪筋が、開いた状態で緊張状態になり硬直するため疲労してしまいます。
肩が肩コリになるように、眼輪筋コリになってしまうイメージです。筋肉は凝ると重くなるため、筋肉がかたまりのまま下へ下がります。そのため、朝はあまり目の下のたるみが気にならない方でも、夜になると目が気になってしまうのです。
また、朝から目の下のたるみが気になる方は、目元のたるみが慢性化しています。放っておくと悪化してしまいますし、もっとたるみが進行してしまうとケアしてもなかなか元に戻らなくなってしまうため、できるだけ早く対処して改善することをおすすめします。
目の乾燥【たるみの原因その2】
目が乾燥すると、目がしょぼしょぼして不快になり、目が疲れやすくなります。パソコンやスマホを見ている時間はまばたきの回数が減るため、目が乾燥しやすくなります。
また、冬は空気が乾燥するため、目が乾燥します。小さなことのように思えますが、積み重なると影響が大きくなりますので、こまめに目薬をさして目の潤いを保ちましょう。
パソコンやスマホを見る時間を減らしたり、目を休める時間を作ることも大切です。
加齢による真皮コラーゲンの減少【たるみの原因その3】
若い人のように肌にハリがあれば、多少眼輪筋が凝ったとしても下まぶたは下がりませんが、加齢により肌にハリがなくなると、垂れ下がろうとする眼輪筋の重みに耐えきれずにダランと下がってしまいます。
ですので、真皮コラーゲンをできるだけ減らさないことと、増やすケアをすることが目元のたるみ改善につながります。
紫外線【たるみの原因その4】
紫外線は目に強い刺激を与え、目を疲れさせます。また、紫外線は肌のコラーゲンを損傷させ、肌のハリ弾力を低下させるため、目元のたるみの原因になります。
目と目の周りの肌を守ために、外出時はできるだけサングラスをかけるのがおすすめです。
睡眠不足【たるみの原因その5】
睡眠不足は目元のたるみだけでなく、顔全体のたるみを加速させます。
睡眠中には、一日の筋肉疲労を回復させたり、表皮のターンオーバーが行われたり、成長ホルモンが分泌されてコラーゲン生成が行われたりしていますが、睡眠不足になると、これらの全てがしっかりと行われなくなるため、シミ・シワ・たるみ・くすみなどの老化が加速してしまいます。
睡眠不足の方は、まずはしっかり睡眠をとることから改善しましょう。
目元のたるみを改善するためのケア方法
- 1:目元のあたため
眼輪筋のコリをほぐしてリラックスさせるために、ホットタオルやスチームアイマスクなどで温ためると効果的です。
ホットタオルの場合は、タオルを水で濡らし、固く絞って電子レンジで1分ほど温めて、仰向けになって目の上にのせましょう。
- 2:目元のツボ押し
目の周りの骨のくぼみや、眉下のくぼみを痛気持ちいい程度に押してみましょう。血行がよくなり、目の疲れがじわじわ取れていくのがわかります。
- 3:眼輪筋マッサージ
上まぶたを親指と人差し指でつまみ、移動させながらねじるようにマッサージします。下まぶたも同じようにマッサージします。
あまりたくさんやりすぎると皮膚が伸びてたるんでしまうため、ねじる回数は5回ずつくらいにしましょう。
- 4:アイクリームを使う
目元のコラーゲンを増やすことに特化した、目元専用のアイクリームを使うと効果的です。
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