肌のキメが若く見えるか老け顔かを決める?!
肌のキメは、肌の一番表面の外から手で触れる部分であり、目で見えている部分のことで、「キメが細かい」「キメが荒い」「キメが整っている」「キメが乱れている」などと表現されます。
肌のキメが細かく整っていると、肌表面が滑らかになり、立体感が出て美しい輝きが生まれますが、キメが荒く乱れていると、くすみやザラつきになりシワっぽく見えてしまいます。
直接目で見える部分なので、若く見えるか老けて見えるか左右されてしまいます。
そこで、肌のキメが乱れる原因や整えるためのポイントやスキンケアをお伝えしたいと思います。
肌のキメとは?
肌のキメとは、肌表面の細かい凹凸のことです。
皮溝(ひこう)と皮丘(ひきゅう)で網目状に構造されており、溝の部分を皮溝といい、盛り上がった部分を皮丘といいます。
健康で美しい肌のキメは、毛穴を中心に皮溝と皮丘が凹凸が均等で綺麗な三角形で構成されています。
キメが細かい、荒い、整っている、乱れているとは?
キメが細かい肌は、毛穴が引き締まっていて、透明感があり綺麗に見えます。逆に毛穴が大きく開いていると、キメが荒くなりくすみが目立ちやすくなります。
キメが整っている肌とは、キメの凹凸がたくさんの均等な三角形で構成されている肌です。滑らかで光を反射するため、シミやシワが目立ちにくくなります。
キメが乱れている肌とは、キメの凹凸が三角形ではなく、凹凸が広がって四角形になっていたり、更に乱れると流れて形がなくなり、一方向の線が並んだような形になります。この状態になると、小じわやくすみが目立つ肌になってしまいます。
キメが荒く乱れてしまう原因とは?
キメが荒くなるのは毛穴が大きく開いてしまうのが原因です。毛穴が開く原因としては、ストレスや脂っぽい食事による皮脂分泌過剰や、紫外線や加齢によるたるみ毛穴があります。
また、キメが乱れる原因は、肌表面に強い刺激を与えること全般です。たとえば、強すぎるクレンジング料や洗顔料の使用、クレンジングや洗顔時の摩擦、拭き取り時のタオルの生地がゴワゴワつき、タオルでの拭き取り時の摩擦、無防備に紫外線を浴びるなどがあげられます。
さらに、キメの乱れは表皮のターンオーバーの乱れからも起こります。
ターンオーバーは20代の頃は28日周期で行われ、いつも新鮮な角質でキメが構成されているため、ふっくらした綺麗で細かいキメになりやすいですが、加齢とともにターンオーバーが遅れ、40代で55日周期、50代で75日以上の周期になるため、加齢とともにキメのふっくら感がなくなり、ペタッとしてピンとしたハリ感がなくなってしまうのです。
加齢によるものはある程度はしょうがない部分もあるかもしれませんが、それでもきちんとキメを整えるスキンケアや生活習慣を心がけると、驚くほどキメが改善し、シミやシワの目立たない輝く美肌になることが可能です。
綺麗で細かい肌のキメを整えるスキンケアとは?
キメを整えるために大切なことは、肌表面に刺激を与えないよう常に気をつけることです。些細なことから一つずつ気をつけていくと、チリも積もってキメが改善されてきます。
- クレンジング
オイルクレンジングなど洗浄力の強すぎるクレンジング料は、その刺激だけでキメが崩れてしまいます。強いクレンジング料を使っている方は、お肌にやさしいものに変えましょう。
かといってミルククレンジングのような洗浄力の弱いクレンジング料を使って無理に落とそうとすると、かえってこすり洗いしてしまいキメを崩してしまいます。
キメを乱さずにクレンジングするには、ある程度しっかり落ちるけど強すぎない、クリームタイプや乳白色のジェルタイプのクレンジング料を選ぶのがポイントです。
- タオル
洗顔後の拭き取り時のタオル生地がゴワゴワしたいたり硬かったりすると、摩擦によってキメが乱れる原因になってしまいます。
やわらかい生地のタオルを使い、ゴシゴシこすらず、タオルをそっと顔に当てがい、水分を吸収させるイメージで拭き取りましょう。
- ピーリングジェルでの角質ケア
キメとは角質層の最上部なので、乱れたキメをピーリングジェルで滑らかに整えることによって、瞬時にふっくらと整った綺麗なキメに生まれ変わることができます。
そして、不要な老化角質を剥がすことにより、ターンオーバーサイクルが早まり、改善されます。30代以降になったら、週一回のやさしいピーリングジェルでの角質ケアをするのがおすすめです。
- 保湿
乾燥肌はキメが乱れる原因になります。化粧水だけでなく、乳液やクリームで蓋をして、乾燥肌にならないように気をつけましょう。
- 日焼け止め
紫外線は肌表面にも肌の内部にも、ものすごいダメージを与えてきます。朝起きたら必ず日焼け止めまで塗る習慣をつけましょう。
キメを整えるための生活習慣
- 睡眠
睡眠不足はターンオーバーを遅らせ、キメを乱してしまいます。一日最低でも6時間、できれば7〜8時間睡眠を目指しましょう。
また、寝る前にスマホやパソコンを見ていたりすると、睡眠の質が低下してしまうので気をつけましょう。
- バランスのとれた食事
食生活の乱れは代謝を低下させ、肌老化を招いてしまいます。
間食を控え、栄養が偏らないよう、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、栄養バランスのよい食生活を心がけましょう。
- ストレスを溜めない
ストレスはホルモンバランスを乱して皮脂分泌過剰になったり、代謝を悪くしてしまいます。自分に合ったストレス解消法をみつけ、ストレスを溜めないようにしましょう。
また、バランスの悪い食事によって体が疲れ、ストレスが溜まりやすくなっていることもあります。バランスのよい食事を心掛け、適度な運動をしてストレスを発散するのがおすすめです。
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